【アジアエクスプレス】「軍のビール」消える 成長市場の混迷と日系

軍事クーデターへの抗議が続くミャンマーで、国軍系企業の手掛けるブランドの不買運動が拡大している。最大都市ヤンゴンの小売店の大半では、最も市民に浸透していた国軍系複合企業のビール銘柄「ミャンマービール」が棚から消えた。一方、市民団体によると、人権擁護の観点からクーデター後の事業環境に懸念を表明する国内外の企業は、80社を超えた。
業績好調だったMBLの主力商品「ミャンマービール」=2019年12月、

続きを読む